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はじめに
地域金融機関の信用金庫が提供するカードローン「しんきんきゃっする」は、地元利用者にとって利用しやすい選択肢のひとつです。
銀行カードローンとは違った特徴もあるため、自分の状況に合っているかを押さえた上で申し込む必要があります。本記事では、平塚信用金庫が取り扱う「しんきんきゃっする(信金ギャラティ保証付)」を例に、審査基準・メリット・デメリットを解説します。
平塚信用金庫「しんきんきゃっする」の基本スペック
まず、平塚信用金庫の「しんきんきゃっする(信金ギャランティ保証型)」の主なスペックを整理しておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者(年齢) | 契約時 20歳以上、完済時(更新制限あり) 65歳以下など |
| 申込条件 | 平塚信用金庫の営業区域内に居住または勤務、信金ギャランティ保証を受けられること 他 |
| 融資利率・金利 | 契約極度額に応じて設定(例:50万円で14.60%、60~100万円で13.60%など) |
| 融資極度額(契約可能額) | 50万円〜500万円(10万円単位)という情報が見られる |
| 返済方式 | 毎月一定額引き落とし(残高スライド型)方式 |
| 契約期間・更新 | 3年ごとの自動更新。ただし、年齢制限などで更新不可の可能性あり |
| 担保・保証人 | 不要。ただし保証会社(信金ギャランティ株式会社)の保証が必須 |
| 手数料・その他 | 契約書の印紙代200円、カード再発行手数料など |
これらはあくまで「公表されている範囲」であり、実際の金利・限度額・更新条件などは申込時点や利用者の信用状況によって変動する可能性があります。
審査基準(可能性が高い項目)
信用金庫や保証会社の審査は “ブラックボックス” な面もありますが、公開情報や利用者の報告から、しんきんきゃっするの審査で重視される可能性が高い点を以下に整理します。
☆年齢要件
申込時点で満20歳以上であること。完済時または更新時に年齢制限がある(たとえば65歳・66歳など)可能性あり。
☆居住または勤務先の地域
平塚信用金庫の営業区域内に居住または勤務していることが求められる場合あり。
☆安定した収入
給与所得、事業所得、パート・アルバイト収入などの形で「継続性ある収入」が見込めること。ただし「年金のみ」の受給者は対象とされないという案内もある。
☆保証会社の保証承認
しんきんきゃっするでは信金ギャランティ株式会社が保証会社となるため、申込者がその保証を受けられるかどうかの審査が別途行われる。信用情報、他の債務履歴、返済能力などに基づく。
☆信用情報・債務履歴
過去の延滞履歴、債務整理履歴、他の借入金額など信用情報機関に登録されている情報が審査に大きく影響。遅延・延滞の履歴がある場合は審査が不利になる可能性が高い。
☆他の債務とのバランス
複数のローンやクレジット利用額との兼ね合い(総返済負担率、月間返済額と収入との比率など)が見られる可能性。
☆在籍確認・勤務先確認
勤務先の実在性や勤続年数が確認される可能性あり。ただしパート・アルバイト利用者も対象と明記されていることから、条件は比較的緩やかかもしれません。
☆必要書類の提出
本人確認書類(運転免許証、健康保険証、パスポート等)、所得証明書(申込額が一定額を超える場合に必要)などを提出要件とされる場合が多い。
メリット(強み・利点)
平塚信用金庫「しんきんきゃっする」を利用するうえでの主なメリットを挙げます。
☆地域密着で使いやすい
信用金庫は地元に密着して活動しており、窓口支店が近い人にとっては利用しやすい。金融機関との関係を構築しやすい。
☆保証人・担保不要
担保や保証人を要求されない(ただし保証会社の保証が条件)ため、準備が少なく申し込みやすい。
☆使途自由(事業性資金を除く)
使い道に制限が少ない(事業性資金を除く)ため、生活資金・突発的支出など自由に活用可能。
☆地方信用金庫とのATM提携・手数料優遇
信用金庫ネットワークを使ったATM出金・入金手数料の優遇が可能なケースもある(「しんきんATMゼロネット」など)
☆ネット・WEBでの手続き対応
一定条件を満たせば、インターネットで仮審査申込みや契約手続きが可能で、来店不要で進められる可能性がある。
☆柔軟な返済設計
残高スライド返済方式を採用しており、借入残高に応じて返済額が変わる仕組み。返済負担をある程度抑えることができる。
デメリット(注意点・リスク)
一方で、しんきんきゃっするを使う際には注意しておきたい点もあります。
金利が高めになる可能性
信用金庫系カードローンゆえに、契約極度額が低めの場合は金利(年利)が比較的高く設定されることが多い。特に50万円の枠だと14%台になる例もある。
☆契約極度額の上限が制限される
収入や信用状況によっては、希望額に達しない、または限度額が低めに抑えられる可能性あり。
☆更新・年齢制限のリスク
契約期間は自動更新されるが、一定年齢に達すると更新が認められない可能性がある(満66歳など)
☆審査基準が非公開で不透明性あり
保証会社と信用金庫の審査基準両方が関与するため、通るかどうかが読みづらい。明確な基準が公開されていない。
☆返済負担が変動する可能性
残高スライド方式ゆえに借入残高が増えると返済額も増えるため、計画性がないと返済がきつくなる可能性がある。
☆ネット契約に制限があることも
WEB完結をうたっていても、審査の状況や書類不備等で来店を求められる可能性がある。
☆他金融機関に比べて選択肢が少ない
銀行カードローンや大手消費者金融に比べると、金利引き下げ・優遇制度・サービス面で見劣りすることもある。
審査通過のコツ・申し込み前チェック
以下の点を整理・準備しておくと、審査通過の可能性を高められるかもしれません。
・過去の延滞・債務整理履歴のない状態を保つ
・他社借入を過度に増やさない
・収入証明書類をすぐ出せるよう準備(源泉徴収票、給与明細、確定申告書など)
・勤務先や居住先の記録・書類を整備しておく
・申込金額は過度に高く設定せず、無理のない範囲で希望する
・信用金庫との既存取引(預金、口座など)があれば関係性を示せる可能性あり
どんな人に向いているか
「しんきんきゃっする」は、次のような人に向いているカードローンといえそうです。
・平塚信用金庫の営業区域内に住んでいる・働いている人
・銀行カードローンでは申込が通りにくかった人
・担保や保証人なしでカードローンを使いたい人
・地元信用金庫を利用していて、使い勝手を重視したい人
・比較的少額の借入や短期間の借入を想定している人
一方、長期・大口借入、超低金利を重視したい場合は、銀行カードローンや他金融機関と比較検討することも大切です。


