きらぼし銀行カードローンについて
まずは、きらぼし銀行カードローンの基本スペックをおさらいします。
・借入時年齢:満20歳以上満64歳以下。
・日本国籍または永住許可を受けている外国人。
・安定・継続した収入があること(パート・アルバイト・派遣・契約社員も申込み可)
※ただし「年金収入のみ」の方は対象外。
・住まいや勤務先がきらぼし銀行の営業地域内であること。
・保証会社の保証が受けられること。
・電子メールアドレス持ちであること。
☆借入使途:自由(ただし、事業資金には利用不可)
☆融資金額:10万円〜1,000万円(10万円単位)
☆審査・契約手続き:最短3〜5営業日で回答。即日対応ではない。
きらぼし銀行カードローンの審査基準と融資難易度
☆審査基準
⇒上記申込条件がまずクリアされなければなりません。加えて、銀行カードローンであるため一般に以下の点も重視されると考えられます。
☆勤務先在籍・勤続年数・収入の安定性
⇒公式では「勤続年数や年収による制限はございません」と明記されています。
☆住居・勤務先が銀行の営業エリア内
⇒保証会社(例えばアイフルが同社の保証会社となっているという見解あり)による保証承認。
☆在籍確認などの実施:在籍確認の電話がかかるケースあり。
⇒信用情報・他社借入の状況・返済負担率など、一般的な審査項目も影響するものと推察されます。
きらぼし銀行カードローンの融資難易度
利用条件自体が「年収・勤続年数不問」「パート・アルバイト可」と比較的柔軟な側面があります。
ただし「銀行系カードローン」であり、審査スピードが「最短3〜5営業日」であることから、消費者金融のような即日融資対応と比べると慎重な審査であると言われています。
つまり、 “銀行カードローンとしては標準的~やや厳しめ” と見ておいた方が安全です。 実際「審査は銀行らしい厳格さがありますが、他行比で特段厳しいわけでもない」という評価もあります。
借入直後に資金を必要とする場合には、申込から契約・借入まで時間がかかるため、急ぎの融資には向きません。
☆審査通過のポイント
勤務先への在籍確認をスムーズに通せるよう、勤務先情報は正確に記入・勤務先電話連絡に対応可能にしておく。
申込書類の記入内容・本人確認書類・収入証明書類(必要な場合)を提出漏れなく準備。審査長期化の原因になります。
銀行の営業地域に住んでいる・勤務しているかを確認。営業エリア外だと申込自体を受けられない可能性があります。
きらぼし銀行カードローンのメリット
以下が、きらぼし銀行カードローンを利用する上での主なメリットです。
☆低めの金利水準が期待できる
⇒銀行系カードローンであるため、消費者金融系よりも金利が優遇されるケースがあります。例えば、利用限度額・審査条件により年14.95%など銀行系として標準的な上限金利で設定されている情報があります。
☆申込条件が比較的柔軟
⇒パート・アルバイト・契約社員でも申込可能という記載があり、正社員のみではない点がメリットです。
☆大口融資枠が用意されている
⇒借入限度額が最大1,000万円との記載あり。大きめの資金ニーズにも対応が可能な点。
☆使途が自由(ただし事業資金除く)
⇒「自由(ただし、事業資金には使えません)」との案内があり、生活資金・他ローンの借換え・教育資金など幅広い用途で活用できる可能性あり。
きらぼし銀行カードローンのデメリット
もちろん、メリットだけではなく注意すべき点もあります。
☆即日融資には向かない
⇒審査から契約・融資実行まで「最短3〜5営業日」とされており、消費者金融の「当日振込対応」には及びません。急ぎの資金調達には不向きです。
☆営業エリアの限定がある
⇒申込資格に「お住まいまたはお勤め先の所在地が当行本支店の営業地域内にある方」という条件あり。対象地域外では申込できない/審査通過しづらい可能性があります。
☆年金収入のみでは申込不可
⇒申込条件に「ご収入が年金のみの方はご利用いただくことができません」と明記されており、退職後のみ収入という方には利用ハードルがあります。
☆在籍確認・郵送物など、プライバシー面の懸念あり
⇒銀行ローンなので勤務先への在籍確認が原則行われるという案内があります。プライバシーを重視し、「誰にも借入れバレたくない」方には、銀行カードローンでない選択肢が有利な場合があります。
☆申込後の手続き・口座開設が必要なケースあり
⇒当行口座を持っていない場合、口座開設・返済用口座の指定などが必要という案内があります。余計な手続きが入ることで融資までの時間が延びる可能性があります。
きらぼし銀行カードローンのまとめ
「きらぼし銀行カードローン」は、安定収入があり、営業エリアに住んでいる方で、銀行系ローンの安心感と比較的優れた金利条件を求めている方にとって、有力な選択肢となり得ます。
ただし、審査・契約に一定の時間がかかる、地域・収入形態の制限がある、即日融資には向かないというデメリットもあります。
☆おすすめの方
・パート・アルバイトでも定期的に収入がある方
・銀行ローンらしい金利・枠を重視したい方
・他社ローンの借換えや生活資金など用途が明確な方
☆慎重になった方がいい方
・今すぐ融資を受けたい方
・住まいや勤務先が対象地域外の方
・年金収入のみで申込みを検討される方


