⇒他社借入5件でも借りれるカードローン(銀行系含む、中小ノンバンクの激甘ローンも)
1. しみずピアカードローンとは?制度概要
「しみずピアカードローン(SHIMIZU Pier CARD LOAN)」は、清水銀行が提供する個人向けカードローン商品で、来店不要・Web完結型の申し込みに対応するなど、利便性を意識した設計が特徴です。
主な仕様を以下にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用対象(申込要件) | 定期収入がある個人、申込時年齢:満20歳以上 ~ 64歳以下 パート・アルバイトも可。勤続年数条件は原則なし。 ただし、主婦・学生の方は利用不可。 外国人は永住者または特別永住者に限る。 |
| 借入目的 | 自由(ただし事業性資金は除く) |
| 利用限度額(貸越極度額) | 50万円、100万円、200万円、300万円、400万円、500万円、1,000万円 のコースただし、住宅ローン利用者向けの「住宅コース」は上限300万円。 また、給振コース(給与振込指定あり)では上限200万円。 |
| 金利(固定) | 利用限度額に応じた固定金利。以下のような設計例あり。 ・1,000万円:年2.8% ・500万円:年3.8% ・400万円:年5.0% ・300万円:年7.0% ・200万円:年9.0% ・100万円/50万円:年9.8%住宅コース:年4.5%(固定) 給振コース:年7.0%(固定) |
| 契約期間・更新 | 契約期間:1年(年ごと更新) ただし、満65歳を超えると更新不可。 |
| 利息計算方式 | 日割り計算、365日計算(貸越残高 × 利率 ÷ 365) |
| 約定返済日・返済方式 | 毎月10日(銀行休業日の場合は翌営業日)に、指定返済預金口座から自動引落し返済額は残高スライド方式(借入残高に応じた一定額) 繰上返済(任意返済)も可能 |
| 遅延損害金 | 年15.00%(年365日計算) |
| Web完結申込条件 | 借入希望額 50〜300万円までは Web完結型利用可400万円以上、500万円、1,000万円など希望の場合は仮審査後に店頭手続または郵送必要Web申込には、清水銀行に普通預金口座を持っていることが条件となる場合あり。 |
| その他注意点 | 申込時、既に清水銀行と融資取引のある店舗とは別の取引店で契約できない。 申込時住所と現住所が異なる場合、Web申込不可。返済用口座として既にカードローン返済用に使っている普通預金口座は利用できない。 |
2. 審査基準・重視されやすいポイント
公式には「定期収入があること」「年齢条件」「保証会社の保証が受けられること」等が述べられています。
また、審査で重視されやすいポイントとして、以下が考えられます(銀行カードローン一般の審査基準を参考)。
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収入の安定性(正規雇用・長期勤務などが評価されやすい)
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年収と希望限度額のバランス
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他社借入の件数・借入総額
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過去の返済実績・信用情報機関における延滞履歴
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在籍確認・勤務先確認
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住居形態・居住年数の安定性
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既存の銀行取引実績(預金残高、振込実績などが信用材料となる可能性)
なお、清水銀行のカードローンに関する解説サイトでは、勤続年数の規定はないという記載もあります。
また、口コミ情報からは「給振コースを指定すると優遇金利(7.0%)が受けられる」「最大金利は9.8%」という情報も挙げられています。
3. メリット(利用者にとっての強み)
しみずピアカードローンを利用するうえでの強みを整理します。
✅ 主なメリット
-
低金利のレンジが存在
限度額を高くできれば、年2.8%という非常に低い金利が設定されている点は大きな魅力。 -
幅広い借入限度額
50万円から最大1,000万円まで選べるコース設計。 -
来店不要・Web完結型申込可能
50〜300万円程度の希望額なら、Webでの申込み~契約まで完了できる方式。 -
繰上返済(任意返済)対応
余裕があるときに任意返済でき、利息を抑えることが可能。 -
返済額スライド方式で無理なく返済可能
借入残高に応じて月々の返済額が変動するため、小さい借入なら返済負担も抑えられる。 -
保証料不要
利率に保証料が含まれており、追加で保証料を支払う必要がない点。 -
優遇制度あり
住宅ローン利用者向け「住宅コース」や給与振込指定「給振コース」では、優遇金利が適用される制度が存在。
4. デメリット・注意点(リスク・弱点)
利用する際は、以下のデメリットや注意点も意識すべきです。
⚠ 主なデメリット・リスク
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適用金利が高くなるケースもある
借入限度額が低い場合(50万円や100万円コースなど)は年9.8%と、比較的高金利になる可能性がある。 -
年齢制限が厳しい
申込可能年齢が64歳以下、契約更新不可時点(満65歳超)で利用が終了する規定がある。 -
高額借入の場合は手続きが複雑
400万円以上、500万円、1,000万円など高額なコースは Web完結申込ができず、仮審査後に店頭または郵送手続きが必要となる。 -
返済額が急に上がる可能性
借入残高が増えると、翌月以降の返済額がスライドして増えるため、借入拡大には慎重さが求められる。 -
遅延時のペナルティが重め
遅延損害金率は年15.00%であり、遅延リスクには注意が必要。 -
主婦・学生は利用不可
公式概要で「主婦・学生の方はご利用いただけません」と明記されているため、専業主婦や学生には申込対象外。 -
住所・口座条件による制限
住所変更手続きが未了だったり、清水銀行に普通預金口座を持っていなかったりすると Web申込できない場合あり。 -
他行取引店制限
清水銀行で既に融資取引がある支店とは別支店での契約ができないという制限あり。
5. 利用時のポイント・戦略アドバイス
以下は、しみずピアカードローンを賢く使うためのポイントです。
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希望限度額は慎重に設定
高限度額を設定できれば低金利になる一方、審査通過の難易度も上がるため、自身の収入・信用力に見合った額を選ぶこと。 -
優遇制度を活用
住宅ローンを併用利用しているなら「住宅コース」を選ぶ、給与振込指定できるなら「給振コース」を選ぶなど、優遇金利条件を最大限活かす。 -
返済計画を立てて借入拡大は抑える
残高スライド方式ゆえ、借入残高の増加により返済額も増えるため、計画的に借入・返済を行うこと。 -
早めの繰上返済で利息負担を抑える
余裕があるときに任意返済を利用して借入残高を減らすと、総利息を抑制できる。 -
住所・口座の整備を先に済ませる
Web申込でスムーズに進めたいなら、住所変更や銀行口座の準備をあらかじめ整えておくとよい。 -
他ローンと比較検討する
消費者金融や他銀行カードローン、フリーローンなどと金利・審査通過率・利便性を比較して選択する。 -
返済延滞は厳禁
遅延すると損害金や出金制限などのペナルティを受ける可能性があるため、返済日厳守を徹底。
(総評)
しみずピアカードローンは、清水銀行が提供する比較的使いやすさを意識した地方銀行系カードローンであり、低金利レンジや高限度額制度、Web完結型申込などの利点がある点が魅力です。特に、高い信用力を持つ人が十分な限度額を得られれば、かなり低利で利用できる可能性があります。
ただし、借入限度額が低い場合の高金利や年齢制限、高額借入時の手続き煩雑性、返済負担増リスクなどの注意点も存在します。カードローンは便利である反面、利息負担や返済義務を慎重に把握し、無理のない範囲で使うことが重要です。


